事業概況
「2023年ULU事業の概況」
2023年度、ULUの「事業の概況」をお知らせします。ULUでは、毎年サーベイを取り、そのサーベイを基に、利用者様により良い価値あるサービスを提供する事を心がけています。2023年4月の時点は、下記のご利用がありました。ご愛顧いただき、心から感謝申し上げます。
今年度は昨年度より継続して、精神、小児のサービス価値向上の継続と共に、ターミナルケアのサービス価値向上にも力を入れています。小児ケアは3倍に、精神ケアは1.3倍に、ターミナルケアは1.6倍にご利用が増加しました。皆様のご愛顧に深く感謝し、今後も、より良いサービスを目指していきたいと思います。
ステーションの動向は、小児ケアは、毎週勉強会が開催され、発達支援のためのサービス開発が始まっています。精神ケアは、定期的に対人スキルや心理療法の勉強会や症例発表会が開催されています。ターミナルケアは、ACPについてのアンケート調査が終了し、行動経済学に基づいた意思決定支援の模索が始まっています。また、緩和ケアに力を入れ、QOLを向上させるケアに力を入れています。具体的には、奥様との最期の桜の花見をサポートさせて頂きました。人生最期の時を満足できるような支援を行っています。
利用者割合は、医療保険が平均して4割で推移しています。月によっては、ターミナルが増加し、6割強になる月もありました。医療割合が増加すると、スタッフの疲労度が高くなり、スタッフのメンタルヘルスケアが重要と感じています。今年度は、スタッフケアを充実させたいと考えています。また、皆様に選んでいただける訪問看護ステーションであるために、利用者様の人生に寄り添う「人間性」と利用者様の病態に向き合う「専門性」を兼ね備えた専門職業人を継続して目指します。「人間性」の向上は、人間形成の為の学習に力を入れたいと思っています。また、専門性の向上は、今年度は地域に多い疾患の在宅ケアの研修は特に力を入れたいと思います。